目次
勝つ極意、戦い方を兵法に学ぶ
第1章 戦捷の要は、敵に優る威力を要点に集中発揮せしむるにあり。
第2章 将帥の価値は、その責任感と信念との失われたる瞬間において消滅す。
第3章 危急存亡の秋に際会するや、部下は仰いでその将帥に注目す。
第4章 為さざると遅疑するとは、指揮官の最も戒むべき所とす。
第5章 状況判断は任務を基礎とし、積極的に任務を達成すべき方策を定むべきものとす。
「ドライ戦争」の真相
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ryuji
3
★★★☆☆アサヒビール元副社長が著者。戦後のアサヒビールの転落から「スーパードライ」による奇跡とも言える復活劇を、兵法を引用して解説した本とでも言えばいいのか。私の小さい頃の記憶ではビールと言えば「サッポロ」(※北海道なので)。アサヒの名前は知っていたが、全く存在感の無いビールメーカーでした。そんなメーカーが私の大学時代「スーパードライ」で一気に主役に踊り出た。この本は1994年に書かれた本なのでアサヒの絶頂期の頃だと思うが、それからのシェアを見ても当時のアサヒの選択は間違っていなかったのだろうと思う。2017/08/02
カンジ
3
アサヒビールの激動の隆盛の歴史。ビール自体のことも勉強できました。ラガービールって低温で殺菌したもののことだったんですね。孫子の兵法などもわかりやすく伝わりました。聞けば当たり前のことばかりですが、それを自分の身に置き換えて実践しているからこそ結果を出せたのだと思います。当たり前のことを当たり前にできる、やりきる強さと意志を持った人間を目指していきたいと思います。それが間違っていなければ、結果は自ずとついてくるはずです。2016/01/12
w
0
アサヒビール。2011/07/03
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