内容説明
“サービスの差別化時代”のトレンドを予測し、これに勝ち抜くために丸井が展開している戦略は、お客の“不快”を取り除き、“快”を追求することである。「気分よく(Amenity)買える(Shopping)店づくり」つまり“A・S運動”は小売業にとってはごくあたり前の運動といえるが、この運動に10年もの期間をかけ、しかも、企業文化にしてしまおうとするところに丸井の凄味がある。
目次
1部 増収・増益を続ける発想と行動(「A・S運動」とは何か;「A・S運動」徹底の軌跡)
2部 「気分よく買える店づくり」の実践(「A・S五訓」を実行する;TI戦略を支える名刺・ユニフォームの改善;感性時代をリードするパッケージ戦略;M・TOPの導入で人的サービスを向上;安心を売るアフターサービス体制;企業イメージを左右する電話対応・言葉づかい;「A・S運動」の成果と効果)
“クレジット”から“アメニティ”へ―エピローグ