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内容説明
障害をもった子どもたちのQOL(豊かな生活)のために、今の自分の気持ちを相手に伝えるなどのコミュニケーション指導の重要性が問われている。本書は、その具体的な方法を、発達心理学・認知科学・行動科学の最新成果による「行動からことばへ」という考え方に基づき、発達に応じた“適切な生活の文脈=スクリプト”により解説していく。
目次
第1部 なぜスクリプトがコミュニケーションの促進に効果的なのか(コミュニケーション・ことばの獲得における文脈の役割;コミュニケーション・ことばの発達支援と文脈;コミュニケーション促進の技法)
第2部 どうやってスクリプトを用意するのか(スクリプトを使った指導の実際・具体化;スクリプトの種類と選別;スクリプトを用いた指導の実際―事例集)
第3部 コミュニケーション指導のいま・あした(ことばの発達支援の課題;コミュニケーションか支配か―語用論的アプローチの展望;生活と地域の中で生きるコミュニケーション)