内容説明
最近、わが国では21世紀に向けて新たな児童家庭施策を構築するための論議が盛んになってきたが、カナダの取り組みには学ぶべきところが多い。どうすれば日本においてもウェルビーイング(人権の尊重、自己実現の保障)の促進をめざすソーシャルサービス、児童家庭サービス、処遇サービス、アドボカシーなどの制度やソーシャルワーク実践を育てあげていけるのかを考えるに当たって、本書は多大の示唆を与えてくれる。
目次
プロローグ 世界でもっとも人権意識の高い国
1 カナダの子ども
2 英米法とローマ法に見る児童と親と国の関係
3 子どもの権利・義務ハンドブック
4 児童家庭サービスとメトロポリタン・トロント・CAS
5 児童虐待
6 トリートメント・センター
7 ユナイテッドウェイ
8 ジャパニーズ・ファミリーサービス
エピローグ 「ウェルフェア」から「ウェルビーイング」へ
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