内容説明
本書は、長年にわたって高齢者福祉の実践・研究に携わってきた著者が、高齢者をめぐるさまざまな状況の変化をみすえながら、豊かな高齢期を迎えることを願ってこれまで行なってきた、高齢者とその家族の福祉問題、高齢者に対する適切な福祉サービスのあり方などについての調査・研究の成果をまとめたものである。
目次
第1章 高齢者の生活課題とその要因分析(高齢者と家族の生活課題;高齢者の社会的孤立;高齢者の生きがい)
第2章 高齢者福祉施策・サービスの展開(福祉施策・サービスの展開過程;高齢者の福祉ニードと福祉サービス)
第3章 高齢者に対するソーシャルワーク(高齢者を対象としたソーシャルワーク;高齢者に対するケースワーク;高齢者に対するグループワーク;老人ホームにおける福祉実践)
第4章 高齢者福祉の今後の方向(予防的機能の再考;高齢期の自立と世代間の相互理解)
補遺 Aging in Japan:Cross‐cultural Perspectives