目次
「西洋音楽の中の民族性」(西洋音楽は民族的個性のつばぜりあい―ヨーロッパの統合と第九;音楽は民族的アイデンティティーの重要な手段―民族がひしめくヨーロッパ;19世紀ロマン主義における民族主義―スメタナ「わが祖国」 ほか)
「音楽と詩 あるいは文芸」(音楽と詩のむすびつき―“ミュージック”の語源“ムシケー”;音楽と言葉は同源である―フォーレ「月の光」;音楽は世界の共通語か?―音楽には“訛り”がある ほか)
「室内楽をめぐって」(室内楽の「質」について―ホールの増加とわが国の室内楽;室内楽とは―個性と調和;室内楽がヨーロッパ的である理由―多民族による異なる個性と調和の理想 ほか)