内容説明
おじいちゃんに連れられて、はじめてオペラをみた僕。エンゲルベルト・フンパーディンクの“ヘンゼルとグレーテル”にすっかり感心してしまいます。次の日僕たちは、再びオペラハウスを訪れます。おじいちゃんはオペラハウスの舞台美術家でしたから、オペラハウスの隅々までよく知っています。舞台の裏側には何があり、どんな人々が、どんな仕事をしているのか、僕を案内して色々教えてくれました。1999ドイツ音楽出版賞受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんちゃん
23
図書館で。元オペラハウスの舞台美術家だったおじいちゃんに連れられて、初めてオペラ「ヘンゼルとグレーテル」を観た少年。華やかな舞台とともにその裏側も紹介され、少年の素直な驚きや感動を共有することが出来ます。オペラを観に行きたくなったのは、いうまでもありません。2012/09/01
はる
10
図書館本。ヘンゼルとグレーテル!そして魔女!かつて見たことのない物凄さで思わず笑い転げてしまった。筋立てもちがうんだが。これは観たい、言葉がわからなくても観たい。そしておじいちゃんと見学ツァーに行きたーい!細かい描き込み文字のために独語の辞書は…たぶん…引かないが。表紙の雪だるまがかわいすぎだが、鳥は七羽のカラスなのかな?2015/12/12
absinthe@読み聞かせメーター
5
5歳の娘に読み聞かせ。何回も再読しています。 オペラハウスで劇を見る。でも、舞台裏にもドラマがあるというお話です。大道具、小道具、照明、音響、ダンサー、歌手、楽団、監督、そういった仕事の一端を垣間見ることができます。 娘には世界を、消費するものとしての視点だけでなく、生産するもの、表現するもの、の視点でも見てほしい。プロンプターという仕事(台詞忘れた人に影から教えてあげる役)もあるんだね。
ごえもん
4
オペラの舞台裏紹介絵本。オペラの題材がフンパーディンクの「ヘンゼルとグレーテル」と言うのがいい。クリスマスが近づくとこのオペラが上演されることが多いのでしょう。日本でも一時期、二期会が上演していましたが最近はなくて残念です。ぜひ、日本でも子供も楽しめるオペラの機会を。2020/12/12
読み人知らず
2
オペラハウスて行ったことないけど 固有名詞のオーストラリアのオペラハウスもね 楽しそう。舞台裏がこの本で覗けるけど一回見に行きたいな。2007/10/21