出版社内容情報
子どもの成長を援助するために、生きづらさを感じている子どもに心の力を育むために、遊戯療法が活用される。ビギナーからベテランまで、臨床家が手放せない確かなテキスト。
内容説明
子どもの心理的援助の中心的な技法である遊戯療法を、そのアウトラインから具体的なプロセスまで、事例中心に解説。
目次
第1部 イントロダクション(遊戯療法をめぐって;遊戯療法を始める前に)
第2部 遊戯療法の設定とプロセス(遊戯療法の基本;プレイセラピストの仕事 ほか)
第3部 遊戯療法の不思議(遊戯療法の中で起こること;表現されたものの解釈をめぐって ほか)
第4部 事例編(しっかり者の仮面の下に隠れていたAちゃんが自分を取り戻すまで;嘘っぽさのあった母子関係への「異議申し立て」としての不登校とその回復―プレイセラピストに支えられたBちゃん(小2)の4ヶ月 ほか)
著者等紹介
深谷和子[フカヤカズコ]
東京教育大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。東京教育大学教育学部助手、東京学芸大学教授を経て、東京成徳大学教授、東京学芸大学名誉教授、専攻は児童臨床心理学(学校心理士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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