出版社内容情報
30年以上にわたる子どもたちとの交流から、教師や親をはじめ、子どもとかかわる全ての大人に知っておいてもらいたいことを伝える。
目次より
まえがき
第一章 院内学級とこころの教育
第二章 こころの教育には感情が必要
第三章 自尊感情を育てるこころの教育
第四章 宮﨑アニメに学ぶこころの教育
第五章 こころを育てる教師であるために
第六章 気をつけよう教師の行動
第七章 学び続けることで子どものこころを育む
第八章 子どもたちのこころを育む学校づくり
第九章 こころを育てるために考えてほしい教育について
第十章 子どものこころを育むために
第十一章 こころのためにできることを考えてみよう
第十二章 コロナ禍の後のこころと教育
【目次】
まえがき
第一章 院内学級とこころの教育
① 院内学級とは何か
② さいかち学級からどうやって人とつながったか
第二章 こころの教育には感情が必要
① どんな感情も大切に
② 感情が出せる場とは失敗が認められる場
③ 子どもの感情を受け取れる大人になって
④ 自分を理解する方法
⑤ 社会全体が感情を上手に出せなくなっている
第三章 自尊感情を育てるこころの教育
① 基本的自尊感情と社会的自尊感情
② 教師の基本的自尊感情と社会的自尊感情
第四章 宮﨑アニメに学ぶこころの教育
① 負の感情への接し方――「風の谷のナウシカ」
② おまじないの言葉――「天空の城ラピュタ」
③ 物語を大切にすること――「となりのトトロ」
④ 自分との対話――「魔女の宅急便」
⑤ 待つということ――「紅の豚」
⑥ 自分と向き合うということ――「もののけ姫」
⑦ ソーシャル・スキル――「千と千尋の神隠し」
⑧ 約束ということ――「ハウルの動く城」
⑨ 記憶ということ――「おもひでぽろぽろ」(高畑勲作品)
⑩ 適応するということ――「平成狸合戦ぽんぽこ」(高畑勲作品)
⑪ ソーシャル・サポート――「耳をすませば」(近藤喜文作品)
⑫ 絆と拘束――「カリオストロの城」
第五章 こころを育てる教師であるために
① 子どもに出会いをつくれる教師になりたい
② 人とつながる
③ 子どもを尊重する
④ 子どもをよく見て
⑤ 子どもを公平に見る
⑥ 放課後の活用
⑦ 意図をもって行動する
⑧ 子どもにはわからなくていい
⑨ 大人の役割を引き受けること
⑩ 体験したことは確信をもって語れる
⑪ 身体の声を聴く
⑫ センスの磨き方
⑬ 自分の基準を大切に
⑭ 違和感を大事にする
⑮ 人生の問いに答える
⑯ 「空がこんなに青いのにもつたいないじゃないか」
⑰ 教師も他の人に問いを渡せることが大事
⑱ 僕の人生の問い
⑲ 教師は自分を出すべき
⑳ 教師は理想を求めるべき
? 理想と現実の折り合い
第六章 気をつけよう教師の行動
① 教師の苦手な行動
② 教師が間違いやすいポイント
③ 教師の仕事はきりがない
第七章 学び続けることで子どものこころを育む
① 先輩教師としての大きな後悔
② 教師は学び続けなければいけない
③ 教師像の再構築
④ モデルが必要
⑤ 教師が成長するのにも時間がかかる
⑥ 何もかも完璧になるのではなく
第八章 子どもたちのこころを育む学校づくり
① 今の学校は、感情を出してはいけないの!?
②