内容説明
発達障がいとトラウマが混在した、複雑な問題を抱えた子どもたちへの、普通の日常生活で誰にでもできる「治療的な関わり」。
目次
第1部 理論編―発達障がいとトラウマの相互作用を理解する(発達障がいの「生まれつき」と「育ち」;トラウマと感情を生み出す「脳」の仕組み;アタッチメントと「社会性」の発達;「慰め」と「しつけ」のジレンマ)
第2部 実践編―日常生活のなかでもできる治療的な関わり(理解してつながることから始める支援;感情コントロールを支える「絆」と「枠」;トラウマを癒やす「治療的な関わり」)
著者等紹介
小野真樹[オノマサキ]
愛知県医療療育総合センター中央病院、子どものこころ科(小児心療科)医長。1971年に千葉県で生まれ、埼玉県で育った。京都大学理学部を卒業後、札幌医科大学に再入学、2001年に医師免許を取得。小児科医師として北海道や青森県で勤務したのち、2008年よりあいち小児保健医療総合センター心療科で研修を受けた。現在は、児童精神科の医師として、発達障がいの診療や、虐待の問題に巻き込まれてしまった子どもや家族の診療などに携わっている。また、地域支援と連携を深めるために、啓発講座での講演、小中学校の巡回相談および教育支援委員会の参加、発達支援を目的としたNPOの立ち上げ監修などを行っている。精神保健指定医、小児科専門医、小児精神神経学会認定医、子どものこころの専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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