出版社内容情報
豊かな第二の人生をどう準備し実行するか、高齢者はどのように発達するかを生涯発達心理学の視点からさぐる。アマチュア写真家として活動する市民グループの高齢者たちの姿から、豊かな人生を送る知恵と学びつづけるための秘訣をさぐります。人はいつまで、どのように発達するのかを追究。 本書のポイント◆日本の高齢社会はいかに急速に実現したのか、高齢期の能力や心理の特徴はどこまでわかっているのかなど、高齢者研究の最前線がわかる◆高齢者にとって家族の支援や社会的な活動への参加がいかに大切か、いつまでも学び発達するためにはなにが必要かなど、上手に年を重ねるためのヒントをさぐる◆長野県上田市で活躍する写真グループの4年間にわたる追跡調査から、高齢者にとっての学びの楽しさと意義を考える◆長野県の自然や文化、子どもの成長を写した写真作品28点を掲載。長野県の写真文化・代表的な写真家など、アマチュア写真家が育つ背景を紹介する◆人間の本質を見つめ直し社会のしくみを修正するための発想の転換が求められる進展した社会として、高齢社会を新しい視点でとらえる
はじめに
?部 第二の人生の生活と心理
1章 高齢社会がやってきた
2章 上手に年をとること
3章 上手に年をとるための理論
?部 写真を撮る人たちの場合
4章 写真を学ぶ人たちと長野県の写真文化
5章 写真活動と知的有能性
6章 写真活動と人間関係
7章 写真活動と生活の質
?部 第二の人生に挑む
8章 社会参加型の活動と上手な加齢
9章 生涯発達の本質
おわりに
高橋 惠子[タカハシ ケイコ]
著・文・その他
内容説明
定年退職や子育て後の人生に、なにをしますか?アマチュア写真家として活動する市民グループの高齢者たちの姿から、豊かな人生を送る知恵と学びつづけるための秘訣をさぐります。人はいつまで、どのように発達するのかを追究。
目次
第1部 第二の人生の生活と心理(高齢社会がやってきた;上手に年をとること;上手に年をとるための理論)
2部 写真を撮る人たちの場合(写真を学ぶ人たちと長野県の写真文化;写真活動と知的有能性;写真活動と人間関係;写真活動と生活の質)
3部 第二の人生に挑む(社会参加型の活動と上手な加齢;生涯発達の本質)
著者等紹介
高橋惠子[タカハシケイコ]
聖心女子大学名誉教授。1968年東京大学大学院博士課程修了。1972年博士号(教育学博士)を取得。1968年より国立音楽大学、創価大学を経て、2008年まで聖心女子大学文学部で教育・研究に携わった。一貫して人間関係の生涯発達を乳児期から高齢者までを対象に理論的、実証的に検討している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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