学習意欲の理論―動機づけの教育心理学

個数:
電子版価格
¥6,160
  • 電書あり

学習意欲の理論―動機づけの教育心理学

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 22時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 456p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784760823796
  • NDC分類 371.4
  • Cコード C3011

出版社内容情報

「学習意欲」について、動機づけ研究の諸理論によって多角的に説明することを通してその心理的な背景を明らかにする。「学習意欲」について,動機づけ研究の諸理論によって多角的に説明することを通してその心理学的な背景を明らかにすると同時に,その意味の統合的な明確化を試み,教育心理学の観点から知見を整理する。

第1 章 学習意欲とは何か
1 心理現象としての学習意欲
2 動機づけの教育心理学
3 学習意欲の心理学

第2 章 意味づける主体――認知論からのアプローチ
1 意味づける主体としての学び手――認知のメカニズム
2 価値と目標
3 期待と自己概念
4 認知プロセスと動機づけ

第3 章 感応する主体――感情論からのアプローチ
1 感応する主体としての学び手――感情のメカニズム
2 学習意欲に埋め込まれた感情:教室での感情体験
3 興味
4 フロー
5 評価不安

第4 章 躍動する主体――欲求論からのアプローチ
1 躍動する主体としての学び手――欲求のメカニズム
2 学習を促す欲求の種類と構造
3 内発的動機づけと外発的動機づけ
4 達成動機づけ
5 自尊欲求
6 パーソナリティと適性

第5 章 学習意欲を育むフィールド――環境論からのアプローチ
1 教育環境という視座
2 教育環境のデザイン
3 教育環境のダイナミズム

鹿毛 雅治[カゲ マサハル]
著・文・その他

目次

第1章 学習意欲とは何か(心理現象としての学習意欲;動機づけの教育心理学 ほか)
第2章 意味づける主体―認知論からのアプローチ(意味づける主体としての学び手―認知のメカニズム;価値と目標 ほか)
第3章 感応する主体―感情論からのアプローチ(感応する主体としての学び手―感情のメカニズム;学習意欲に埋め込まれた感情:教室での感情体験 ほか)
第4章 躍動する主体―欲求論からのアプローチ(躍動する主体としての学び手―欲求のメカニズム;学習を促す欲求の種類と構造 ほか)
第5章 学習意欲を育むフィールド―環境論からのアプローチ(教育環境という視座;教育環境のデザイン ほか)

著者等紹介

鹿毛雅治[カゲマサハル]
慶應義塾大学教職課程センター教授/同大学院社会学研究科委員(教育学専攻)。1964年、横浜市生まれ。横浜国立大学教育学部心理学専攻卒業。慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻修士課程修了、同博士課程単位取得退学、博士(教育学)。日本学術振興会特別研究員、慶應義塾大学教職課程センター助手、同専任講師、同助教授、スタンフォード大学心理学部客員研究員、東京大学大学院教育学研究科客員教授等を経て、現職。専門は、教育心理学、特に学習意欲論、授業論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てっき

1
個人的研究内容に使えるかと思って書店で手に取った本。中身は教育心理学における学習者の意欲に関する諸要素に関する先行研究をまとめたもの。かなりの文量ではあったが、概念と具体例を組み合わせた説明は非常に理解を促すものであり、初学者である自分もスラスラ読むことが出来た。仕事で教師紛いのことをしたことがあるので、自分に当てはまった点や出来なかった点が思い返され、懐古と反省が思い浮かんだのは私的感想である。2023/03/30

K

1
まずは,10年以上の月日をかけてこのような貴重な大作を世に出してくださった鹿毛先生に心より感謝と尊敬の念を表します。学習に関連する動機づけ理論を体系的に整理し,古きから新しきまで膨大な研究知見のレビューがなされている本著は,動機づけに興味をもつ研究者にとって必携の書と言い切れるでしょう。また,図表の多用や豊富な実践への示唆は,研究者以外の広い読者層も楽しめるよう工夫されています。各理論の奥深いルーツを紹介しつつ,幅広い関連性を丁寧に示してくれる本著は,多くの読者をさらなる学習へと動機づけてくれる一冊です。2015/01/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7057079
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。