出版社内容情報
個人の潜在能力を最大限に活用し、組織を活性化するコーチング。その心理学的原則と、さまざまなアプローチをここに網羅。個人の潜在能力を最大限に活用して組織を活性化するコーチングに心理学から確固とした基礎づけを与える。伝統的な心理学理論とポジティブ心理学からの知見をもとに,さまざまなコーチングアプローチを精査し,実践をより実り多いものとする方途を探る。
日本語版に寄せることば
編集者と寄稿者について
まえがき
序文
第1章 コーチング心理学とは何か
第?部 コーチング心理学の射程と研究
第2章 過去,現在そして未来――プロフェッショナルコーチングとコーチング心理学の発展
第3章 ポジティブ心理学とコーチング心理学の統合――前提と熱望を共有しているか?
第4章 研究――コーチングは有効か?
第?部 コーチング心理学:さまざまなアプローチ
第5章 行動コーチング
第6章 認知行動コーチング――統合的アプローチ
第7章 コーチング心理学への実存主義的アプローチ
第8章 ゲシュタルトコーチング
第9章 動機づけ面接法――コーチング心理学者のためのアプローチ
第10章 ナラティブコーチングと学習心理学:多文化的視点
第11章 神経言語プログラミング(NLP)コーチング
第12章 人間中心的コーチング心理学
第13章 会話的学習――コーチングにおけるパーソナルコンストラクト心理学の適用
第14章 精神力動・システム‐精神力動コーチング
第15章 解決焦点化コーチング
第?部 コーチングとコーチング心理学において,関係,多様性そして発展を理解する
第16章 コーチ‐クライエント関係の再検討――コーチングにおける目立ちにくい変化主体
第17章 コーチ育成のための認知発達的アプローチ
第18章 カウンセリングとコーチングの境界を明確化するさいのコーチング心理学の役割
第19章 コーチングと多様性
第20章 コーチングにおける心理測定法の利用
第?部 持続する実践
第21章 組織内にコーチングの取り組みを組み込んで維持していくための概念
第22章 コーチング心理学にスーパービジョンは必要か?
おわりに
アペンディクス1 コーチングとコーチング心理学の専門団体
アペンディクス2 コーチングとコーチング心理学の関連雑誌
アペンディクス3 大学にあるコーチング心理学センターなど
監修・監訳者あとがき
人名索引
事項索引
スティーブン・パーマー[スティーブンパーマー]
著・文・その他/編集
アリソン・ワイブラウ[アリソンワイブラウ]
著・文・その他/編集
堀 正[ホリ タダシ]
監修/翻訳
自己心理学研究会[ジコシンリガクケンキュウカイ]
翻訳
内容説明
個人の潜在能力を最大限に活用して組織を活性化するコーチングに心理学から確固とした基礎づけを与える。伝統的な心理学理論とポジティブ心理学からの知見をもとに、さまざまなコーチングアプローチを精査し、実践をより実り多いものとする方途を探る。
目次
コーチング心理学とは何か
第1部 コーチング心理学の射程と研究(過去、現在そして未来―プロフェッショナルコーチングとコーチング心理学の発展;ポジテイブ心理学とコーチング心理学の統合―前提と熱望を共有しているか? ほか)
第2部 コーチング心理学:さまざまなアプローチ(行動コーチング;認知行動コーチング―統合的アプローチ ほか)
第3部 コーチングとコーチング心理学において、関係、多様性そして発展を理解する(コーチ‐クライエント関係の再検討―コーチングにおける目立ちにくい変化主体;コーチ育成のための認知発達的アプローチ ほか)
第4部 持続する実践(組織内にコーチングの取り組みを組み込んで維持していくための概念;コーチング心理学にスーパービジョンは必要か?)
著者等紹介
パーマー,スティーブン[パーマー,スティーブン][Palmer,Stephen]
英国ロンドンのコーチングセンターならびにストレス管理センターの創設者であり所長である。シティ大学ロンドンの心理学名誉教授で、コーチング心理学研究科長であるとともに、ミドルセックス大学のNational Centre for Work Based Learning Partherships内のWork Based Learning and Stress Managementにおける英国人初の客員教授である。公認心理学者であり、APECSの認定エグゼクティブコーチ兼エグゼクティブコーチスーパーバイザーである
ワイブラウ,アリソン[ワイブラウ,アリソン][Whybrow,Alison]
コンサルタント、コーチとして大いに経験を積んだ公認職業心理学者である。リバプール大学で心理学の博士号を取得するとともに、ロンドンのリージェンツ・カレッジ心理療法カウンセリング学部でカウンセリング心理学の基礎コースを取得した。民間部門や公共部門の組織の第一線から役員会にいたるまで、さまざまな部署で働いてきた。コーチング、チームワーキング、変化に関する論文を著し、多くの雑誌や出版社向けに論文、著書を執筆している
堀正[ホリタダシ]
東京都生まれ。東京都立大学人文学部卒業(1976)、同大学大学院人文科学研究科博士課程(心理学専攻)単位取得後(1984)、財団法人電気通信政策総合研究所の研究員、主任研究員を経て、群馬大学教養部助教授(1992)。2003年より社会情報学部教授(社会情報学研究科兼任)。専門分野は、言語心理学、コミュニケーション。現在、日本コーチング心理学研究会代表。2010年度群馬大学ベストティーチャー優秀賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。