内容説明
表現を通して回復に向かう心の過程を詳述する。医療機関や相談室での心理臨床、地域における支援活動まで、数多くの実践と研究を重ね、その可能性を広げたハリエット・ウェイドソンによる芸術心理療法の集大成。
目次
第1部 原理と応用
第2部 トラウマ
第3部 気分障害
第4部 統合失調症
第5部 身体状態
第6部 アートセラピーの構造化
終章
著者等紹介
ウェイドソン,ハリエット[ウェイドソン,ハリエット] [Wadeson,Harriet]
PhD,公認臨床ソーシャルワーカー(LCSW)、米国アートセラピー学会認定アートセラピスト(ATR‐BC)、米国アートセラピー学会名誉会員(HLM)。イリノイ大学シカゴ校で23年間、アートセラピーの大学院プログラムを設立、運営した。アートセラピーに関する6冊の書籍と専門誌の70以上の論文の著者である。専門家としての最高の栄誉である米国アートセラピー学会(American Art Therapy Association:AATA)の名誉会員であり、イリノイ州議会から表象決議を授与されているほか、芸術、研究、科学的発表において数々の賞を受賞している
松岡正明[マツオカマサアキ]
熊本県生まれ。中京大学文学部心理学科卒業。同大学院文学研究科修士課程臨床心理学専攻修了。臨床心理士/公認心理師。国立精神・神経医療研究センター病院臨床心理室を経て、東京都立立川国際中等教育学校スクールカウンセラー、木曜箱庭療法室(飯田橋メンタルクリニック内)
斎藤佐智子[サイトウサチコ]
山梨県生まれ。ペンシルベニア州立大学美術教育学部文化学科心理学専攻卒業。ドレクセル大学大学院MCPクリエイティブ・アートセラピー研究科修士課程アートセラピー専攻修了。臨床心理士/公認心理師。国立精神・神経医療研究センター病院臨床心理室を経て、特別医療法人群馬会群馬病院(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。