内容説明
本書は、家庭・学校・地域等において、子どもと一緒に栽培からもの作りや科学実験が行なえるように写真や図で詳しく説明したり、“調べてみよう”、“作ってみよう”で自ら進んで調べたり作ったりできるようテーマを提供し、“豆知識”で重要な内容を詳しく学べるように配慮している。また、地域学習に役立てたり、旅先で学習したり体験したりできるように、全国にある博物館・資料館・体験施設等を本書の内容ごとに分類して一覧表にまとめ、ウエブサイトも載せ、学習に役立つようにしている。
目次
藍を育て、ジャパン・ブルーに染めてオリジナル作品を作ろう
綿を育て、糸を紡ぎ、藍染めで日本伝統の絣や縞を織ろう
天然染料を育て、羊毛を染めてホームスパンとフエルトを作ろう
ケナフや亜麻・苧麻を育て、紙のしおりやはがきを作ろう、糸にしてコースターなどを作ろう
桑の木を育て、蚕を飼って、繭や真綿から伝統的な紬織物を作ろう
身近な薬品を使って不思議な染色を楽しもう―マーセル化染色、脱色法、オパール化染色
衣生活と私たちの体との関係を調べよう―体から出る水蒸気と吸湿性、帯電性
衣生活と水との関係を調べよう―吸水性とはっ水性、耐洗濯性、かびの発生
衣生活と熱や空気などとの関係を調べよう―耐熱性、燃焼性、プリーツ性、保温性、通気性を調べる
衣生活と布との関係を調べよう―衣服の布に織物と編み物が使われている理由
これからの衣生活を工夫しよう―廃油から石けんを作ろう、消臭しよう、3Rでリサイクルしよう
著者等紹介
日下部信幸[クサカベノブユキ]
1962年岐阜大学工学部繊維工学科卒。工学博士。愛知教育大学名誉教授。現在三重大学大学院教育学研究科、岐阜女子大学、愛知学泉大学、岡崎女子短期大学等講師(非常勤)
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