内容説明
島田修二初期作品集。島田修二の初学のころ、昭和22年から32年にかけての作品は、的確な描写と力強い表現で、その時代を浮き彫りし、あわせて同時代人としての自己を真摯に追及し、歌人としての原点と魅力のすべてが包含されている348首を収録。
目次
旧歌帖(旧歌帖;東京裁判 ほか)
夏草(軍備図;刑務所の壁 ほか)
撓む音(予感;撓む音 ほか)
舗道初夏(北の窓;素足 ほか)
朝の階段(声;基地の顔 ほか)
東洋の色(遮断機;歴史の中に ほか)
感想・レビュー
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