いつかみんなでごはんを―解離性同一性障害者の日常

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いつかみんなでごはんを―解離性同一性障害者の日常

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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784760155729
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C0095

出版社内容情報

誰かに救われたり裏切られたりしながら、
世界への信頼を少しずつ取り戻していく。
幸福と絶望を行き来する
解離性同一性障害者の「普通の日常」。

「凄かった。読み終えると世界が澄みわたって見えた。生き延びて、なおかつ伝えることを諦めずにいてくれる碧月さんに心の底から感謝する。」
――村山由佳さん(作家)推薦!

【本書の内容】
虐待サバイバーで解離性同一性障害者。そんな過去や属性を聞いたとき、どう思うだろうか。怖い、可哀想、つらい過去を乗り越えた強い人、下手に関わらないほうがいい相手。あるいは、かつて「多重人格」とも呼ばれたこの病に、好奇の目を向けるだろうか。この社会では、正常とされる枠からはみ出た瞬間、一方的に判断され、傷つけられることが日常茶飯事である。

本書は、虐待サバイバーである自身の原体験をもとに、マイノリティの現状や課題について発信してきたライターが、主人格含む7つの人格と共に、パートナーにも支えられながら生きる「普通の日常」を綴った一冊だ。

“私は自分の言葉で、自分の日常を書きたいと思いました。幸福だった瞬間も、絶望した瞬間も。私という「人間」がこの社会で、あなたと同じように生きていることを伝えるために。読み終えたあとに、清廉潔白ではない、死に物狂いで生きている私の(私たちの)日常を、少しでもみなさんの心に残せたとしたら、この上ない喜びです。”
――はじめに 私の人間宣言

「交代人格」と共に、そばにいるパートナーと共に、この理不尽な社会に抗う様を記録した、気高きデビューエッセイ集。

内容説明

虐待サバイバーである自身の原体験をもとに、マイノリティの現状や課題について発信してきたライターが、この社会で「生きる」ために綴った気高きデビューエッセイ集。

著者等紹介

碧月はる[アオツキハル]
エッセイスト/ライター。書評、映画コラム、エッセイ、インタビュー記事、小説など幅広く執筆。虐待サバイバーである自身の原体験をもとに、マイノリティの置かれている現状や課題について綴る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Karl Heintz Schneider

32
「私はいつもどこかで、自分の本当の病名を知ることに怯えていた。」幼少時より両親から度重なる虐待を受けてきた著者。やっとのことで、そこから抜け出し安住の地を得たはずだったのに39歳の時に解離性同一性障害と診断された。なぜ今頃?もうずっと前のことなのに。主治医がその理由をおしえてくれた。「その人たちは、あなたを守るために生まれたのです。自分たちが表に出ることで、あなたを休ませようとしているんですよ。」解離性同一性障害、何となくどかこで聞いたことがあった。かつては多重人格と呼ばれていた。2025/08/28

カッパ

12
面白くかいたものではなく実際の声には力があると思った。発症のきっかけにはつらい過去があることがおおく書くことは思ったよりも大変だとは思う。でもまずは理解。それを積み重ねたい。2025/05/31

じーも@この度本屋さんとかを開きました

6
よかった。大事にして、また読みたい。2024/11/17

タカギ(ユ)

4
自分の内面の上澄みを丁寧にすくい上げながら、真摯にこの言葉を紡ぎ、届けてくれた著者に感謝。自分の中のたくさんの自分。ままならないこともありつつ、彼らは一番身近な味方なんだな。2024/11/26

姫宮

3
小説を読んでる時はめちゃくちゃ感情移入して泣くのに、虐待サバイバーのエッセイを読んだら心が離れて他人事になるなと気づいた。これも解離なんだろうな。 性被害のトラウマについて多く触れられてたけど、前向きなエッセイ。2024/12/21

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