内容説明
大人気の古文書講師・油井宏子先生が伝授する、くずし字判読の秘伝の数々。初学者・入門者でも、スラスラと読めるようになる魔法の一冊が誕生。くずし字を上下・左右に分解する目を養うことで、だれもが一五〇年以上前の文字に親しむことができるようになります。
目次
第1章 「カタカナ」と「ひらがな」は漢字から読める
第2章 部首から漢字を読む
第3章 似ている部首を知っておこう
第4章 ひとつの漢字から広げよう
第5章 部首で見わけがつかない漢字
第6章 こんなに読めるようになった
著者等紹介
油井宏子[アブライヒロコ]
1953年千葉県市川市生まれ。1976年東京女子大学文理学部史学科卒業。船橋市、市川市の公立中学校教諭を経て、1989年からNHK学園古文書講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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jima
13
43の練習問題に取り組みながら、古文書くずし字の読み方のコツを学ぶ。ほんのすこ〜しスタートに立てたかなという感想。2013/06/21
Gummo
13
古文書を読めるようになるために、くずし字判読の極意を伝授してくれる本。1回読んだだけで、自分のような入門者(いや、まだ門にも入っていない、門の外から中を覗いているような状態だが)がスラスラ読めるようになるわけもないのだけれど、勘所は些かつかめたように思う。くずし字と言っても崩し度が低いのもあれば高いものもある。判読が難しいものはパーツに分解すること、文字の切れ目をつかむことが大事。また、崩し度が低くても、現代では使われていない漢字(旧字や異体字)や言葉もあり、これも覚える必要がある。なかなかに奥深い。2013/05/31
舟江
5
簡単に考え手に取ってみたが、本腰で取り掛からなければ、とても理解できない代物だとわかった。2018/09/30
翠埜もぐら
2
実用・参考書なのでページ数なし。2019/10/26
転天堂
1
紛らわしい字の見分けるポイントをこれから復習します。2021/06/11