内容説明
考古学は人類の「こころ」の基層に迫れるのか。石器のデザインから土器の彩色から縄紋の「こころ」を読む。
目次
第1章 わたしたちはどこから来たのか(現生人類はどこで生まれ、なぜ移住をくり返したのか;凍える大地を歩いた人々;熱い森に分け入った人々;日本列島の最初の住人;社会構造の変動)
第2章 縄紋人の目には何が見えていたのか(神子柴遺跡に立つ;日本の原風景;景観考古学という方法;いまも見える古代の景観)
第3章 デザインの視点から石器をとらえる(考古学のデザイン論;石器の過剰デザイン;神子柴系石器群;円筒下層式土器期の過剰デザイン石器)
第4章 色彩のシンボリズム(色彩は未解明の新天地;真実へと誘う考古学の色彩;縄紋人の赤白黒、そして緑)
おわりに 現代の考古学、日本の考古学
著者等紹介
安斎正人[アンザイマサヒト]
1945年中国(東北地方・海城)生まれ。1970年東京大学文学部考古学科卒。1975年同大学院人文科学研究科博士課程退学。東京大学大学院人文社会系研究科助手を経て、東北芸術工科大学東北文化研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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