幕末維新使節団のイギリス往還記―ヴィクトリアン・インパクト

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  • サイズ A5判/ページ数 312p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784760134434
  • NDC分類 210.593
  • Cコード C3020

出版社内容情報

英国側に残された資料から、主に英国内における、2度にわたって派遣された日本使節団の足跡を丹念に紡ぎだした初めての研究。

内容説明

英国と日本に残された資料を駆使して、英国内における日本使節団の足跡を再現し、彼らの体験と衝撃を歴史的・文化史的に検証する。THE ILLUSTRATED LONDON NEWSの図版など69点収録。

目次

前編 1862年の遣欧使節団(「エドからロンドンまで」―ジョン・マクドナルドの幕末使節団同行記;ロンドン万国博覧会;アームストロング砲の衝撃;イングランド北中部の旅;福沢諭吉のロンドン;開市・開港延期から岩倉使節団までの十年)
後編 岩倉使節団のイギリス回覧(岩倉使節団ロンドンへ;貿易都市リヴァプール;コットノポリス―マンチェスター;スコットランドへ;ニューカースルとW.G.アームストロング;ブラッドフォードのタイタス・ソールト―アルパカ産業の発祥;鋼鉄業の町シェフィールドからチャッツワス・ハウスへ;ビールの町バートン・アポン・トレントから歴史の町ウォリックシャーへ;バーミンガム、そしてチェシャーへ;ミッション終章;粋励風ヲナシタル国)

著者等紹介

松村昌家[マツムラマサイエ]
1929年生まれ。大阪外国語大学英語学科卒業。大阪市立大学大学院修士課程修了。現在、大手前大学名誉教授。日本ヴィクトリア朝文化研究学会顧問。専門はヴィクトリア朝文学・文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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