親愛なるブリードさま―強制収容された日系二世とアメリカ人図書館司書の物語

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  • サイズ A5判/ページ数 406p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784760133888
  • NDC分類 334.453
  • Cコード C0023

出版社内容情報

★産経新聞09年1月31日付で、古美術鑑定家の中島誠之助氏が「『明日』を信じた日系人の姿」という見出しで、本書を書評してくれています。

内容説明

なぜ、罪もない勤勉な日系人が排斥され、強制収容されなくてはならないのか。戦時下のアメリカで、周囲の白眼視をものともせず、日系二世の少年少女に書物と手紙を送り続けた一人の図書館司書がいた。彼女の名はクララ・ブリード。図書館での交流が生んだ、人種偏見を打ち破る魂の交感。初めて明かされる、戦時下の感動ノンフィクション。

目次

底知れぬ恐怖
もう一つの屈辱の日
サンタ・ジャパニタへようこそ!
シービスケットの署名
受賞者の名は?
はるかポストンからご挨拶
生粋のアメリカ人の子どもたち
厳しい冬
ポストンはわが家のようだ
初めての卒業生たち
ゴーストタウンに
勇気は人種と関係ない
自由への門出
自由に値札なし
箱に入った歴史

著者等紹介

オッペンハイム,ジョアンヌ[オッペンハイム,ジョアンヌ][Oppenheim,Joanne]
1934年ニューヨーク州生まれ。サラ・ローレンス大学卒業後バンク・ストリート大学で教育学の修士号を取得。子育てが一段落した後で教職に就く。その後作家となり、合計50冊以上の児童向け絵本を執筆。また子供向け商品の中から、優れた絵本や玩具(DVDゲームも含む)を選定するガイドブック『オッペンハイム・トイ・ポートフォリオ』を毎年発行している。他にも読み書き教育を支援するための幼児用絵本『読んで遊ぼう』シリーズを英語とスペイン語で出版している

今村亮[イマムラリョウ]
1931年愛媛県生まれ。大阪外国語大学(2007年大阪大学に統合)英米語学科卒。1973年からサンディエゴの京セラ工場に勤務し、1994年帰国。その間、サンディエゴ「みなと学園」初代事務局長、同理事長や、サンディエゴ州立大学日本研究所協議会委員、日米協会支部役員などを歴任。2000年度、国際トーストマスターズ日本副代表を務める。帰国後、東京都日野市の「英書を読む会」に所属。サンディエゴ日系人歴史協会生涯会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりんご

24
児童書。高学年くらいから。日系アメリカ人と図書館司書の交流の話。第二次世界大戦中、収容所暮らしを余儀なくされた日系アメリカ人のために、彼らに本やお菓子などを差し入れたり、彼らのよさを雑誌に書いたりして支援したブリードさん。子供たちとの手紙のやりとりからも、日系アメリカ人の苦労が垣間見られました。イサム・ノグチも収容所に入れられていたことや、全米日系人博物館がLAにあることを知りました。一度、訪れたいです。2021/01/18

Wisteria

5
また一つ知らなかった歴史に触れる事が出来ました。平和な時代にあっても正しい事を行うのが難しい時は沢山あります。クララの勇気と親切と正義に、日本人として感謝したいと思いました。真珠湾攻撃後のアメリカの国民感情も理解出来る様には感じます。反日感情が高まる中、クララは安全だったのか心配になりました。ともかくは本、本、本。私も本を読むのが好きで良かった。そうでなければこの本に出会えなかった。2015/07/26

ぱせり

4
「こうしたこと」はいつの時代でも、どんな集団でも、起こり得るのだと思います。だけど、クララ・ブリードのしたことは、誰でもできることではありませんでした。クララ・ブリードがどのように生きたか、忘れないでいることで、少しだけよい生き方ができるような気がする2009/06/03

nora

4
「第二次世界大戦時、強制収容された日系アメリカ人と、彼らを支えた司書の友愛物語」今の日本人からは失われつつある健気で勤勉、そして我慢強い日系の少年少女に涙、涙。マスヒステリーの中で公正であることがいかに困難であることか。その困難に立ち向かい、“まっとう”であることを貫いたブリードさんに胸が熱くなった。2009/02/15

dumpty

2
「当時、私一人でできることがたくさんあったとはおもいません」と語る彼女。それでも彼女は行動し実行した。ほうっ。2009/01/10

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