出版社内容情報
書状は古文書のなかでも一番解読が難しいといわれている。本書は、書状を読み込む力をつける役割を果たす書として編集され、字典的な要素も充分兼ね備えた、今までにないタイプの解読入門・演習書である。
〈本書の特徴〉
◆型にはまらない多様な書体・書風
◆江戸時代の人間模様にふれる
◆リアルな情報を知る
◆さまざまな書状を網羅
◆多様な様式を収録
◆多様な文例を収録
◆丁寧な解説・現代語訳付
[第1部史料編]
[第2部様式編]
第1章 前文 ①発語/②時候/③安否/④謝礼/⑤詫言・謝罪/⑥祝語/⑦答語/⑧その他
第2章 本文 起辞
第3章 末文 ①末文挨拶/②結語
第4章 後付 ①日付/②署名/③宛名敬称/④脇付など/⑤副文
[第3部文例編]
第1章 祝賀
第2章 見舞
第3章 音問
第4章 贈遺
第5章 招待・勧誘
第6章 報知
第7章 依頼
第8章 督促
第9章 陳謝
第10章 訴訟
第11章 商業
第12章 政治・社会情勢
第13章 支配
内容説明
本書は、古文書のなかでも一番解読が難しいといわれる江戸時代の書状をとりあげ、“江戸時代の書状が読めるようになるための手引書”を企図して編集したものである。
目次
第1部 史料編
第2部 様式編(前文(書出部分)
本文
末文(書止部分)
後付)
第3部 文例編(祝賀;見舞;音問;贈遺;招待・誘引;報知;依頼;督促;陳謝;訴訟;商業;政治・社会情勢;支配)
著者等紹介
林英夫[ハヤシヒデオ]
1919年、尾西市生まれ。1943年、立教大学文学部史学科卒業。立教大学文学部教授、地方史研究協議会会長等を経て、現在、立教大学名誉教授
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