内容説明
女子教育を通して理想的社会を造るべく「社会改良者」となり、新たな世界観を創造しようとした成瀬仁蔵の精神を紐解く。女性の社会進出が問われる現代に問題を提起する。
目次
成瀬仁蔵の魅力
第1部 成瀬仁蔵の出発
第2部 米国の成瀬仁蔵
第3部 日本女子大学の成瀬仁蔵
第4部 日本と世界の中の成瀬仁蔵
現代に生きる成瀬仁蔵―その女性観・教育観・宗教観
著者等紹介
片桐芳雄[カタギリヨシオ]
1944年生まれ。東京大学教育学部教育学科教育史・教育哲学コース卒業。同大学院教育学研究科を経て1975年愛知教育大学講師。以後、助教授、教授。2000年日本女子大学人間社会学部教育学科教授。2007年から2011年まで人間社会学部長。2012年3月定年退職。愛知教育大学名誉教授。日本女子大学名誉教授。専門・教育史。教育学博士(東京大学、1989年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。