目次
序論(間文化的状況から間文化主義へ)
カナダ(『サバイバル』考―アトウッドにおけるポストコロニアルな視線)
アメリカ合衆国(父との和解―ソール・ベローの作品に見るユダヤ性からの解放;本当の大地は何処なのか―エィミ・タンの「秘められた感覚」を求めて ほか)
オーストラリア、ニュージーランドと南太平洋(D.H.ロレンス『カンガルー』―大英帝国と国家としてのオーストラリアとの間で;もうひとつのコスモポリタニズム―モームの『木の葉の戦ぎ』を読む)
フィリピン(原爆文学と複数のアジア―N.V.M.GonzalezのThe Bamboo Dancersを読む)
中国と朝鮮半島(コリア系移民三世によるアイデンティティの模索―キャシー・ソン『写真花嫁』を読む)
結語に代えて(文化化と脱文化の表象としてのジャズ―ポール・マーシャル、イシュメール・リード、キャリル・フィリップス、マイケル・オンダーチェをめぐって)
著者等紹介
大熊昭信[オオクマアキノブ]
1944~。群馬県出身、東京教育大学大学院修士課程修了、現在、成蹊大学文学部特別任用教授、博士(文学)
庄司宏子[ショウジヒロコ]
お茶の水女子大学大学院博士課程人間文化研究科比較文化学専攻単位取得満期退学、現在、成蹊大学文学部教授、修士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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