内容説明
王国維は二十世紀の中国を代表する学者で、後世の学術研究に甚大な影響を与えた。本書は、王国維のとくに学問史、精神史の軌跡を追求したものである。
目次
第1章 西洋学への道(新学へ;西洋哲学への傾倒)
第2章 慰藉としての中国文芸(西洋哲学から文学へ;詩詞の創作 ほか)
第3章 辛亥革命期の生活と思想(在日時代;上海時代 ほか)
第4章 王国維の国学とりわけ歴史学(王国維における国学の問題;滞日中の古史研究 ほか)
著者等紹介
佐藤武敏[サトウタケトシ]
大阪市立大学名誉教授。文学博士
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