内容説明
本書ではコラージュを研究対象としてとりあげている。心理学における従来のコラージュ研究では完成作品の分析が中心であったのに対して、本研究では作品の制作過程の解明に直接的な焦点を当てた。
目次
第１章 本研究の背景と課題（コラージュと心理学；先行・関連研究 ほか）
第２章 研究１・コラージュ制作行動とプランニング方略（実験１・制作行動パターンとプランニング特性の分析；実験２・コラージュ制作方略と素材量要因 ほか）
第３章 研究２・コラージュ作品内容とプランニング方略（実験４・コラージュ作品構造の分析；実験５・作品内容の質的・量的特性とプランニング方略 ほか）
第４章 総合的考察と結論（本研究のまとめと総合的考察；結論）
著者等紹介
佐藤静［サトウシズカ］
１９７９年東北大学文学部卒業。１９９７年東北学院大学大学院人間情報学研究科博士課程前期修了。１９９９年東北大学大学院情報科学研究科博士課程後期修了。現在、宮城教育大学教育学部助教授。博士（情報科学）。臨床心理士
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