内容説明
やあ!おいらは犬のタウゼントシェーン。カレたちの探偵局の「1/2」のメンバーさ。もっとも1/2なんて、おいらに言わせればとんでもない。能ある犬は芸をかくすってこと、知らないのは人間だけってわけさ。でも今回、あやしい人間とその飼い犬のせいで、おいら、ピンチに立たされちまった。こうなったら、ぜったいやつらの正体をあばいてやるぞ。
著者等紹介
フリードリヒ,ヨアヒム[フリードリヒ,ヨアヒム][Friedrich,Joachim]
1953年ドイツ・オーバーハウゼン生まれ。作家。会社員、大学教授、経営コンサルタントなど様々な職種を経験した後に、ミヒャエル・エンデの「モモ」に出会い、子どもの頃の気持ちを思いだし作家を志す。「ぼくの親友」シリーズ、「アマンダX」シリーズ、「アナ=ラウラのタンゴ」などの人気作品を数々うみだし、1999年に「4と1/2探偵局」で「エーミール児童ミステリ文学賞」を受賞。彼の人気シリーズは、世界40カ国で翻訳され、子どもたちの絶大な支持を得ている
鈴木仁子[スズキヒトコ]
1956年岐阜県生まれ。翻訳家。現代文学から児童文学、エッセイの翻訳まで、幅広く活躍している。2004年、「ヘラジカがふってきた!」(早川書房)の翻訳で産経児童出版文化賞を受賞
絵楽ナオキ[エガクナオキ]
1974年生まれ。北海道札幌市在住。サラリーマン生活の傍ら、独学で絵を学ぶ。下書きから仕上げまでをパソコンで製作するという現代的な手法をとりつつも、親しみやすく手描きのような暖かさを感じる画風が特徴。表情豊かで元気一杯な人物が所狭しと絵の中で動き回る
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