内容説明
本書は、不安軽減におけるdistractionの役割に焦点を当てています。不安拮抗反応としては、自律訓練法の反応を採用しました。最初の数週間は自律訓練法の標準練習を実施し、それから、主として、イメージによる不安喚起刺激を提示しながら、自己暗示によって不安を軽減する方法です。不安軽減の要因は何かを解明し、不安軽減のもっと効果的な訓練法の開発を検討しました。
目次
第1章 先行研究の概観と本研究の目的
第2章 主観的不安の測定方法
第3章 拮抗動作による不安軽減におけるdistractionの効果に関する研究
第4章 メンタルワークによる不安軽減の効果に関する研究
第5章 他者暗示によるdistractionの指示が不安軽減に及ぼす機制の研究
第6章 distractionの訓練期間の延長に伴う臨床的諸問題の検討(研究13)
第7章 本研究のまとめと今後の研究課題
-
- 洋書
- Kaleidoscope
-
- 洋書
- ¿Qué Son …