目次
第１部 国文学研究編―解釈学的研究・文学風土的研究（宮沢賢治の童話―原点の愛について；若山牧水と三浦半島；芥川龍之介と力石平蔵―小説「トロッコ」の成立をめぐって；谷崎潤一郎終焉の地―湯河原吉浜の湘碧山房；国木田独歩と湯河原の女―旅館中西を中心に；三好達治の小田原時代―人生と芸術の岐路；若山牧水「幾山河…」の歌をめぐって；三島由紀夫の「潮騒」と神島；芭蕉と伊良湖崎―「鷹一つ見つけて…」の句をめぐって）
第２部 国文学教育編―教材研究・指導研究（童話「一つの花」〈今西祐行作〉鑑賞―平和と幸福の再認識；新美南吉の童話「ごんぎつね」の読み；中原中也の詩「月夜の浜辺」鑑賞；チエーホフ作「カメレオン」を読む；石川啄木の短歌とその魅力；藤村の詩「梛子の実」鑑賞；宮沢賢治詩「永訣の朝」鑑賞；与謝野晶子の反戦詩―「君死にたまふことなかれ」；国語教育と朗読―特に文学教材を中心に；高校古典の学習と指導；教材古典としての「徒然草」）
