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出版社内容情報
音楽の持つ,心理的,社会的,生理的な効果を応用して医療に役立てる「音楽療法」.非薬物療法の一つとして,認知症,失語症,パーキンソン病などの疾患への活用が期待されているが,エビデンスは十分に確立されているわけではない.有効性の検証が進んでいるもの,まだ研究途上にあるものが入り混じった状態だ.本書では,広く受け入れられる音楽療法のあり方を,自身の体験も交えながら考える.最新の知見を盛り込み,内容を大幅にアップデートして文庫化.
内容説明
非薬物療法の一つとして、認知症、失語症、パーキンソン病などの疾患への活用が期待されている音楽療法。そのエビデンスはどこまで確立しているのか。有効性の検証が進んでいるもの、まだ研究途上にあるものを切り分けながら、最新の知見まで紹介する。内容を大幅にアップデートして文庫化。
目次
序章 この本を手にされた方へ
第1章 音楽療法を科学する
第2章 認知症と音楽療法
第3章 失語症と音楽療法
第4章 パーキンソン病と音楽療法
第5章 脳卒中と音楽療法
第6章 さまざまな疾患に用いられる音楽療法
第7章 音楽療法の未来を拓く
著者等紹介
佐藤正之[サトウマサユキ]
1963年、大阪生まれ。86年、相愛大学音楽部器楽科卒業。音楽教諭を経て、2002年、三重大学大学院医学系研究科博士課程修了。博士(医学)。現在、東京都立産業技術大学院大学認知症・神経心理学講座特任教授。専門は神経内科学、神経心理学、認知症医療学。認知症や、失語をはじめとする高次脳機能障害の診療を通して、ヒトの脳機能なかでも音楽の脳内認知機構を中心に研究するとともに、音楽療法のエビデンスの確立を目指して活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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