出版社内容情報
ペニシリンやナイロン,面ファスナーなどのような日常生活に関わる発明,ニュートンの重力理論やビッグバン,DNAなどのような科学的に重要な知識,そしてロゼッタストーンやポンペイ遺跡,死海文書のような考古学上の重要な発見まで,「偶然」の要素が大きく関わっていた.歴史を変えた発見にまつわる興味深いエピソードを紹介し,小さな偶然とそれを見逃さなかった洞察力が,数々の成功へとつながる創造の過程を追った名著,文庫版で復活.
内容説明
ペニシリンのような日常生活に関わる発明、ニュートンの重力理論のような科学的に重要な理論の提唱、そしてポンペイ遺跡のような考古学上の発見には、「偶然」の要素が大きく関わっていた。小さな偶然とそれを見逃さなかった洞察力が、革新的な発見へとつながる創造の過程を追った名著。
目次
史上初のストリーカー
新世界の発見
マラリアにかかったインディオとキナキナの木
りんごはなぜ垂直に落ちる
カエルの脚と電池
乳しぼりの女と天然痘のワクチン
元素発見をめぐるさまざまな物語
麻酔剤発見の栄誉をめぐる争い
有機化学を生んだ尿素合成
ダゲールと写真の発明〔ほか〕
著者等紹介
ロバーツ,ロイストン・M.[ロバーツ,ロイストンM.] [Roberts,Royston M.]
テキサス大学オースチン校で化学の教授を務めた
安藤喬志[アンドウタカシ]
大阪大学理学部化学科卒業。滋賀医科大学名誉教授。専攻は有機化学、医化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Yoshi
1
科学的発見における偶然の重要性に関する本。 以前読んだ「天才科学者のひらめき36」と重複するのが多く、以前のほうがイラストも豊富で読みやすかった。 本書は、化学の専門家が書いているので、化学を題材したものが多く、化学物質に関する記述が多い。文庫版は最近のものですが、結構古い本の再版のようです。2023/09/07
ゆんろん
0
この本との出会い自体がある意味セレンディピティの現れかもと思っている(化学同人の本は多分初めて)。結構時間を掛けて読む羽目になってしまったので、印象的なエピソードがたくさんあったのにあんまり記憶していないが、セレンディピティがいろいろな発見・発明に大きな役割を果たしていること、とは言うものの「待ち受ける心構え」のできている人でこそそれをものにできること、は全くその通りだと思った。ようやく知られるようになってきたとか後書きにあったので、自分は早くから言葉になじんでいたのかなと思ったりした。2026/05/22




