出版社内容情報
ぱりぱりぱり、むぐむぐむぐ。どんどんふえる、はらぺこさん。どうぶつたちをかぞえよう!
あるひ、ことりがやってきて、ぼくの手からごはんをたべた。「ことりさん、また あした」 するとつぎの日、2ひきのネズミがなかまいり。さらにつぎの日、4ひきのリスもなかまいり。みんな、あさごはんをまってるよ。どんどんなかまがやってきて、255ひきがあつまった! みんなおなかいっぱいになるのかな?
ページをめくって、どうぶつたちをかぞえよう。おりたたみの長ーいページをひらくと、たくさんのどうぶつたちが出てくるしかけ。
がりがりがり、むしゃむしゃむしゃ・・・オノマトペがいっぱいで、読み聞かせも盛り上がる!
内容説明
ページをめくって、どうぶつたちをかぞえてみてね。おりたたみのながーいページをひらくと255ひきのどうぶつたちがでてくるしかけ!みんなでおおきなおおきなあさごはんをたべちゃおう!
著者等紹介
ジョーンズ,リチャード[ジョーンズ,リチャード] [Jones,Richard]
作家、イラストレーター。大学でグラフィックデザインとイラストレーションを学ぶ。多くの絵本のイラストを手がけている。イギリス・デヴォン州在住
よしいかずみ[ヨシイカズミ]
子どもの本の翻訳者。訳書に日本絵本賞翻訳絵本賞を受賞した『夜をあるく』(BL出版)などがある。やまねこ翻訳クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
139
山は知っている、キツネのはじめてのふゆ、ガラスのなかのくじらなどを描いている、鳥や動物が好きなリチャード・ジョーンズの絵本。今作は、大切に育てている花に青い小鳥が近寄ってくるところから始まる。ついついつい、手のひらからごはんをついばんでくれたことがうれしくなった少年が印象的。数を愉しみながらページを捲るたびに、次々と起こる大変な状況を幸せなこととして受け入れていく和やかさ。ぽりぽりぽり、こりこりこり、いろんな音が重なっていって、みんなのお腹がいっぱいになって、笑顔がこぼれる。エンディングもハッピーで愉快。2025/04/14
えつ
9
イラスト可愛い。ぼくも動物たちも可愛い。色使いもわたしは好き。言葉遣いも好き。『むぐむぐむぐ』って可愛い。息子が好きそうだな〜と思った魅力的な絵本。お値段だけがちょっと可愛くないのね…買うか悩むなぁ…。NetGalleyにて。2025/03/20
mntmt
4
リチャード ジョーンズの優しい絵が好きです。2025/06/15
遠い日
4
明るくカラフルな色使いの絵が、朝ごはんのお話にぴったり。朝は元気に始めなくちゃ。 やってくる者たちに気持ちよく朝ごはんを食べさせてあげるぼく。どんどんその数が増えていき、読み手のわたしははらはらしっぱなしでしたが、うまく収まるものですね。してもらったことを忘れず、ちゃんとぼくにもお返しをする礼儀正しい動物たち。大勢で、賑やかに、朝の食卓を囲むのは心弾むでしょう。数の勉強もできるし、食べる音のオノマトペもそれぞれ違っていて楽しい!2025/03/18
たくさん
2
最初は小さなことをしていても負担って考えるほどのことでもない。 ところが数と体の大きさなどありえないかもなどと思い始めると混乱してくる。 そうこうするうちに語られる話が、完全に自分がのまれていって振り回される。 優しくて悪気のないほわっとした絵の中に、安心感の元、持ちを預ける漢字がとても癒される本です。 #NetGalleyJP 2025/06/17