出版社内容情報
バーバ・ヤガーは醜い魔女。よく切れる包丁のようなその歯で、悪い子どもを食べるらしい!
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むかしむかし、オルガという女の子がお父さんと二人なかよく、しあわせに暮らしていました。けれどあるとき、お父さんが再婚することになり、新しくやってきたお母さんは、とってもいじわるな人でした。しかも、その人のお姉さんときたら、あのおそろしい魔女のバーバ・ヤガーだったのです。こうしてオルガの生活は、なにもかもかわってしまいました…
これまで語り継がれてきたバーバ・ヤガーのお話にはない、魔女の移動手段や、イヌやネコの登場、オルガの家族背景など、時流にのった著者ならではの描写が盛りこまれている。
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名作昔話を、こわすぎず、親しみやすく、現代にむけてアレンジした「世界の美しいおとぎ話」シリーズ1冊目。海外のお人形を思わせる大きな瞳、儚げな表情…アン・レイセンが描くイラストは、どこか影のある美しさを感じさせます。聞いたことはあるけどストーリーは知らない…そんな大人にも、おとぎ話の世界が広がるきっかけに。
内容説明
むかしむかし…。オルガという女の子とお金持ちのお父さんがおやこでなかよく、しあわせにくらしていました。あるとき、お父さんが恋におちました。あいてはとてもうつくしい人です。けれどオルガは、ひどく不安になりました。わるい秘密がかくされているような気がしたからです。だって、その人のお姉さんはあのおそろしい魔女のバーバ・ヤガーなのですから。
著者等紹介
レイセン,アン[レイセン,アン] [Leysen,An]
絵本作家。1972年生まれ。ベルギーのトゥルンハウトにある美術学校で服飾デザインの教師を務めながら、絵本の創作を行っている。独自の観点で再話した「世界の美しいおとぎ話」シリーズは多くの言語に翻訳されている。ほかにも多数の作品を発表
山下愛純[ヤマシタアズミ]
英語とイタリア語の翻訳者。滋賀県生まれ、東京外国語大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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