奇跡の薬16の物語―ペニシリンからリアップ、バイアグラ、新型コロナワクチンまで

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奇跡の薬16の物語―ペニシリンからリアップ、バイアグラ、新型コロナワクチンまで

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  • サイズ 46判/ページ数 280p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759823578
  • NDC分類 499.1
  • Cコード C1047

出版社内容情報

ペニシリンはたまたま混入したアオカビから発見された──だけではない.薬の発見から実用化までには,数かずの偶然と人間ドラマが存在する.400年前から伝わる抗マラリア薬,薬を毒にしたシリアルキラー,化学兵器から生まれた抗がん剤,バイアグラ開発に至るまでの悪戦苦闘…….本書では,いくつもの運命の分かれ道を経て人類の生活を変えた16種類の薬にまつわる物語を紹介する.化学を専門とする著者によって,分子レベルで薬の作用メカニズムがやさしく解説されており,物語にさらなる深みをもたせている.短編小説のように読める,「事実は小説より奇なり」な一冊.原題 Making Medicine:Surprising Stories from the History of Drug Discovery

内容説明

ペニシリンはたまたま混入したアオカビから発見された―だけではない。薬の発見から実用化までには、数かずの偶然と人間ドラマが存在する。400年前から伝わる抗マラリア薬、薬を毒にしたシリアルキラー、化学兵器から生まれた抗がん剤、バイアグラ開発に至るまでの悪戦苦闘…。本書では、いくつもの運命の分かれ道を経て人類の生活を変えた16種類の薬にまつわる物語を紹介する。化学を専門とする著者によって、分子レベルで薬の作用メカニズムがやさしく解説されており、物語にさらなる深みをもたせている。短編小説のように読める、「事実は小説より奇なり」な一冊。

目次

創薬のいま
ペニシリン―元祖・抗生物質
キニーネ―熱帯林の贈り物
アスピリン―ヤナギの恵み
リチウム―心に響く金属イオン
イプロニアジド―10年限りの波乱万丈
ジゴキシン―ゴッホも被害者?
クロルジアゼポキシド―落ち着きなさい
亜酸化窒素―しびれる笑い
窒素マスタード―両極端のNとS
ワルファリン―人を救った猫いらず
ボツリヌス毒素―キレイもつくる最強の毒
コールタール―臭くて黒いスグレモノ
ミノキシジル―塗ってフサフサ
フィナステリド―飲んでフサフサ
バイアグラ―うれしい誤算
新型コロナワクチン―究極のワザ
薬の世界ふしぎ探検

著者等紹介

ベロニーズ,キース[ベロニーズ,キース] [Veronese,Keith]
サイエンスライター。博士(化学)。1981年米国アラバマ州生まれ。2011年アラバマ大学バーミンガム校大学院化学専攻修了

渡辺正[ワタナベタダシ]
東京大学名誉教授。工学博士。1948年鳥取県生まれ。1976年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

93
創薬の歴史。抗生物質の元祖ペニシリンから始まり、マラリアの特効薬キニーネ、鎮痛・解熱剤アスピリン、以下うつ病など精神疾患に処方するあまり馴染みのない薬など、そして狭心症治療のため心臓周りの血管拡張作用を期待したものの、効く部位が違ってしまったというバイアグラまで。薬効成分を含む物質発見の端緒から成分の単離、認可など、薬として世に出るまでの紆余曲折の興味深い話満載。最後に原書上梓直前に発生した新型コロナのmRNAワクチンも。薬効を自らの体で試す研究者の蛮勇とセレンディピティに驚いたりわくわくしたり。⇒2024/05/28

たまきら

46
アメリカのサイエンスライターによる創薬の物語です。「薬を作るというのはどういうことなのか」が説明されている序章が特に好み。実験とその結果の積み重ね、多くの化学者たちの試行錯誤の歴史がていねいに、そしてわかりやすく説明されていてワクワクしました。ものづくりって大好きだけれど創薬についてはあまり詳しくないので、多くの人たちのたゆまぬ努力を多少なりとも知ることができて面白かったです。思ってもみなかった薬が紹介されていたのも嬉しい驚きでした。2024/05/22

kitten

14
図書館本。歴史的な色々な薬の誕生の物語集。いちおう、薬理的な離しもあるけれども、どちらかというと開発者の生い立ちとか、発見の経緯とかの物語。読み物として読みやすいけど、あまり勉強にはならないかな。ベンゾジアゼピン系の発見はすごいけど、最近は安全性の面が懸念されてるね。コロナワクチンのスピード認可は、アメリカはじめ全世界が全力出した結果なんだろうなあ。2024/04/27

zoe

11
MAKING MEDICINE: Surprising Stories from the History of Drug Discovery, 2022. 現代の創薬の基本について紹介。ペニシリン、キニーネ、アスピリン、リチウム、イプロニアシド、ジゴキシン、クロルジアゼポキシド、亜酸化窒素、窒素マスタード、ワルファリン、ボツリヌス毒素、コールタール、ミノキシジル、フィナステリド、バイアグラ、新型コロナワクチン。分子量が登場するあたり、化学同人さんが扱っている本という感じがします。2024/07/15

Humbaba

4
製薬は必ずしも成功するわけではない。成功した人は洞察力は勿論だが、様々なものに恵まれていたというところもある。成功が困難なだけに、一度成功すればその成果は非常に大きい。次にも同じように成功するため、そしてその市場を独占的なものへとしておくためには多額の投資は必要となる。ただし、それが過ぎれば政治力によって物事を決めるということにもなりかねない。2024/10/24

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