出版社内容情報
ある日パーティを開きたくなったリス。たくさん友達を呼んで、料理も飾りつけもばっちり! クマはおおげさなパーティはあまり気乗りしなかったけれど、やってきた友達と歌って踊ってすっかり楽しくなりました。ところが、ふと気付くとリスの姿が見当たりません。一体どうしたのでしょう?
内容説明
たくさんのひととあうのが、ちょっとふあん…みんながいるのに、なんかひとりぼっち…こんなきもちになったこと、ない?英国のベストセラー作家スムリティ・ホールズとスティーブ・スモールのコミカルなイラスト、リズミカルな青山南の訳による…“友だちってなんだろう?”クマとリスのシリーズ第三弾!
著者等紹介
ホールズ,スムリティ[ホールズ,スムリティ] [Prasadam‐Halls,Smriti]
ロンドンに暮らす作家。今までつくってきた子どものための本は30冊をこえ、30以上の言語に翻訳されている
スモール,スティーブ[スモール,スティーブ] [Small,Steve]
ロンドンに暮らすアニメーター、デザイナー。テレビの番組やコマーシャルに多くかかわっている
青山南[アオヤマミナミ]
東京に暮らす翻訳家、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
24
なんだか、このシチュエーションよくわかります。 仲良しなのに友だちがご機嫌で何かをやっている時に、その盛り上がりに乗り遅れて、取り残されてしまった気持ち。 でも、忘れられたわけじゃない、無視されたわけじゃない、自分がいるから安心なんだって、考えましょう。 「君がいるからこそ楽しい」クマさんです。 君がこんなに力を入れて準備したパーティじゃないですか。 主役になれなくてイジケちゃったのでしょうか。 クマさんとリスくんの気持ちの動きに注目です。2023/11/23
anne@灯れ松明の火
18
遠い方の新着棚で。シリーズ3。誕生日というオチかと思ったら、そうでもなく、理由もなくパーティーを開きたいリス。あまり気乗りしないクマ。ところが、始まってみたら……? 大勢が集まるパーティーでも、寂しい時でも、”きみがいるから たのしい”。気が合わないようで、実はピッタリ合っているリスとクマ。幸せだね!2023/07/26
Cinejazz
13
クマとリスの友情絵本『そばにいるよ』『そばにいるよ、わたしも』のシリーズ第三作目は、「パーティをしよう! 思いっきり楽しもう! どう?」と持ちかけたリス。「いいよ、いいけど・・・どうすりゃいいの? 友だち呼ぶの・・・」と、クマさん 大げさなパーティは気が進まなかったけれど、友達の顔を見たら、もう大丈夫。みんなと歌って踊って、あぁ楽しい! ところが、リスの姿が見えなくなちゃった。一体どうしちゃったの?・・・ 大勢の友達と関わりと、どんな時も寄り添ってくれる友だちの存在を語られたこころ和む絵本。2024/05/20
ヒラP@ehon.gohon
10
【再読】大人のための絵本2023/11/27
たくさん
2
誰のために何をする、誰に何を感じてほしいかを考えて生きていく。だけれどその本質が物事をこなしているうちにふと小さな目標で大きなものが見えなくなる瞬間があるのだろう大前提を忘れてしまわないためにも、忘れた瞬間があっても取り戻せるんだよということを教えてくれる本です。ただ、ちょっとパーティーの文化がなじめないのと日本語の文章がわかりづらくて何度か読んでもしっくりこなかった場所があるので少しわかりにくいところがある本ではあります。2023/11/16
-
- 和書
- ケースブック国際環境法