出版社内容情報
管理栄養士国家試験ガイドラインのうち「人間と食品（食べ物）」の「食品の分類と食品成分表」について取り上げた．食品成分表を理解するためには「化学」と「生物」の知識が必要で，本書では巻末で有機化学の基礎と高校で学ぶ生物との関連について説明している。「食べ物と健康」分野をなぜ学ぶのか，学習目標と意義を明確に示す．
１．人間と食品（食文化・歴史的変遷と食品機能／食事摂取基準2015と食品機能／他）
２．食品の機能（食品機能と食品学／食品の一次機能／食品の二次機能／食品の三次機能）
３．食品成分の相互作用（たんぱく質の変化／炭水化物の変化／脂質の変化／褐変／酵素による成分変化）
４．食品表示の規格：健康や栄養に関する食品表示（日本食品標準成分表2015年版と食事摂取基準2015／特定保健用食品／管理栄養士と食品表示／他）
５．食品学?と食事摂取基準2015
付録（食事摂取基準を理解するための有機化学／食品学を理解するための生物学）
佐藤 薫［サトウ カオル］
中島 肇［ナカジマ ハジメ］
目次
第１章 人間と食品
第２章 食品機能と食品学
第３章 食品の一次機能
第４章 食品の二次機能
第５章 食品の三次機能
第６章 食品成分の相互作用
第７章 食品表示の規格：健康や栄養に関する食品表示
付録
著者等紹介
佐藤薫［サトウカオル］
東北大学大学院農学研究科修了。現在、日本獣医生命科学大学応用生命科学部食品科学科准教授。専門、食品たんぱく質化学、畜産食品の加工と貯蔵。博士（農学）
中島肇［ナカジマハジメ］
北海道大学農学部卒業。現在、和洋女子大学大学院総合生活研究科教授。専門、応用微生物学、発酵学、食品学。博士（農学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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