出版社内容情報
小学校の算数から数学者の学説まで,楽しくてためになる誤答ワールドへの旅
小学校で学ぶ計算のまちがいから,大数学者たちのハズレ予想まで,古今東西,人類はありとあらゆる数学上の誤りを犯してきた.本書は,さまざまなレベル・タイプの重要なまちがいを,算数,代数,幾何,確率・統計の分野別に紹介し,それが起きた原因を解説する.まちがいは単なる失敗ではなく,人類を進歩させてくれる宝物である.さあ,おもしろくてためになるミス・誤解・誤答の世界をのぞいてみよう.
1.有名な数学者が犯した注目すべきまちがい
2.算数におけるまちがい
3.代数におけるまちがい
4.幾何学におけるまちがい
5.確率・統計におけるまちがい
内容説明
誤りは単なる失敗ではなく、多くの重要なことを教え、人類を進歩させてくれる宝物である。小学校で習う算数の問題から、有名数学者たちの失敗まで、古今東西のありとあらゆるまちがいを楽しむ旅に出てみよう。
目次
第1章 有名な数学者が犯した注目すべきまちがい(アリストテレス、ケプラー、ニュートン、コロンブス…;ピタゴラスのまちがい ほか)
第2章 算数におけるまちがい(数を数えるときの落とし穴;計算をする前によく考えないことで起こるまちがい ほか)
第3章 代数におけるまちがい(1=2?(0で割ることで生じるまちがい)
a>bならばa=bになる?(0で割るまちがい) ほか)
第4章 幾何学におけるまちがい(錯覚;多角形に関するまちがい ほか)
第5章 確率・統計におけるまちがい(男の子には女の子よりもたくさんの姉妹がいる?;組み合わせと確率に関するまちがい ほか)
著者等紹介
ポザマンティエ,アルフレッド・S.[ポザマンティエ,アルフレッドS.] [Posamentier,Alfred S.]
ニューヨーク市立大学シティカレッジの数学教授を40年間務め、現在は、ニューヨーク州にあるマーシー大学の学校教育部長および数学教育教授
レーマン,イングマール[レーマン,イングマール] [Lehmann,Ingmar]
元フンボルト大学教授。長年、有能な高校生たちのための組織であるベルリン数学学生協会の運営に携わってきた
堀江太郎[ホリエタロウ]
1968年埼玉県生まれ。京都大学理学部卒業。名古屋大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、鈴鹿工業高等専門学校教養教育科准教授。博士(理学)。専門分野は整数論・保型形式(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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