出版社内容情報
エネルギー問題を解決するためのバイオ水素の新潮流
自然エネルギー開発の一環として,太陽光を利用したバイオ水素から水素発生,分子レベルでの水素生成開発ならびに水素のエネルギー材料,エネルギー変換装置(燃料電池,燃料開発,水素貯蔵など)への化学に基づいた展開について,その意義、将来の展望について平易に解説する.また,この分野の関連研究者からインタビューを含め世界動向を記述する.
Part?T 基礎概念と研究現場
Part?U 研究最前線
バクテリアによる水素発酵および電気化学の適用/水素・メタン二段発酵によるバイオマスのエネルギー化/菌類ベースの水素発生/微細藻類による水素生産/光合成細菌を用いた水素の生産/ヒドロゲナーゼの酸素による不活性化およびその耐性機構/光生物学的水素生産/人工金属酵素の合成と水素発生/金属錯体を触媒とする水素および酸素発生反応/酵素・触媒デバイスによる燃料化技術/不均一系半導体光触媒と燃料化/バイオマス微生物電池/次世代燃料電池・水電解に向けた革新的材料開発/水素によるエネルギー貯蔵と材料開発/水素吸蔵材料としてのナノ金属粒子/水素供給のための貯蔵・輸送技術
Part?V 役に立つ情報・データ
目次
1 基礎概念と研究現場(フロントランナーに聞く・座談会―バイオ水素エネルギー開発の新しい展開をめざして;バイオ水素エネルギーの歴史と将来展望;水素とバイオのつながりの理解―エネルギーから理解するバイオ水素生産 ほか)
2 研究最前線(バクテリアによる水素発酵および電気化学の適用;水素・メタン二段発酵によるバイオマスのエネルギー化;低品質バイオマスからのバイオハイタン生産技術の展開 ほか)
3 役に立つ情報・データ(この分野を発展させた革新論文32;覚えておきたい関連最重要用語;知っておくと便利!関連情報)
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