内容説明
「降水確率50%」…傘をもって出かける?「一時雨と時々雨」…雨の時間はどっちが長い?「週間予報」…何日先まで信じる?「花粉予報」…どうやって出しているの?「異常気象の多発」…その背景は?本書では、気象にまつわる最新の知見をもとに、気象用語の内容や天気の変化のしくみ、天気予報ができるまで、気象と健康の関係、さらには地球温暖化の問題まで、わかりやすく解説。天気予報の上手な活用方法を伝授する。
目次
第1章 天気予報の上手な利用法
第2章 なぜ天気は変化するのか
第3章 激しい気象現象
第4章 天気予報に欠かせない、気象データ
第5章 気象の変化と自然
第6章 暮らしに役立つ天気の知識
第7章 地球温暖化と異常気象
著者等紹介
村山貢司[ムラヤマコウジ]
1949年東京都生まれ。72年、東京教育大学卒業。財団法人日本気象協会を経て、現在は財団法人気象業務支援センター・振興部専任主任技師。気象予報士。NHKテレビで天気予報の解説をするかたわら、東京都花粉症対策検討委員会委員、林野庁スギ花粉動態委員会委員、環境省ヒートアイランド影響評価委員会委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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雲をみるひと
32
天気予報を身近なテーマを用いて解説したもの。目新しい情報はないが、取り上げられたトピックが身近で解説も丁寧でわかりやすい。あまり気象や天気予報に触れたことのない人向けだと思う。2021/10/28
takao
2
1ミリ以上の雨。地球のCO2は生物1なら、海洋2000、化石燃料400、岩石(石灰岩、頁岩)14,000,000。秋から冬にラニーニャ現象:寒冬と大雪 2022/10/28
車輪
1
表題の確率についての話は1章で、残りの2章から7章は基本的な気象現象の原理についての説明です。気象予報士の書く気象関係の本て、古い教科書的な内容に終始して、ノウハウに結びつきやすい話は端折られがちですけど、この本は最近の情勢の部分も丁寧に書いてあったので面白かったです。2014/03/09
こてつ
0
気象を考える上での基礎知識が書かれている。気象学の入門書としてもおすすめ。2012/12/07
海
0
気象のことを全然わからない人にもとてもわかりやすく解説していてくれている。タイトルの降水確率の%はどう言う確率を指すのかも知らなかったし、なぜ低気圧だと雨が降りやすいのかという理由も知らなかったのでこの本を読んで納得した。ついでに私が今の生活でかなり頼っている降水確率が、自分が小学生の頃にはまだなかったのが一番の衝撃だったw2012/10/30
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