内容説明
女も三十になると、かつて恥ずかしかったことがすでにちっとも恥ずかしくなくなったりしている。だが人生は不思議なものだ。その分、思いもしなかったことを「恥ずかしい」と思うようになったりするもの。『結婚しないかもしれない症候群』の著者がポジティブに駆けぬける姿を綴った“等身大”生き方論。
目次
1 大志を抱け
2 その後の、結婚しないかもしれない症候群
3 日々を麗しく
4 淑女たれ!
5 パーティ・パーティ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cithara
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18年前に書かれたエッセイ。著者は二十代だったにも関わらず、地に足がついている堅実な人柄がうかがえた。車好きらしく外国産のスポーツカーの名前が散見される。バブルの名残をひきずっているのかな。代表作の『結婚しないかもしれない症候群』が未読なのが残念。講演会とかTV討論とかよく招かれていたらしいが、彼女にはどんな役割が振られていたのだろうか? 若者代表としての意見を求められていたのだろうか? きっと彼女には不本意だったに違いない。『ベルリンで壁の絵のTシャツを』が心に残った。壁が壊されたばかりのことだっけ。2011/04/24
丰
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Y-031999/05/15
pantyclub
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題名から元気が出そうな本なので読んだ。内容的には日常的な普通のエッセイ。作家の初期のエッセイは素人ぽっくて面白い。特に若さと勢いが良く表れているのが良いです。古い本だけど作家を知るには初期エッセイはピッタリです。モテない男の話や女子更衣室の本音トークは面白い。そして欲しいモノは実感。これは心に突き刺さる。正しくその通りだと思う。2023/04/08