内容説明
本書の内容は、管理栄養士の養成カリキュラムを履修していく過程の、おそらく早い段階で学ぶものであろう。したがって、科学的な視点をもとに、栄養学の基本から全体を体系的に学習できることを目的とし、編集にあたっては、管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)に従った。まず、栄養の定義と栄養学の歴史について理解を深め、栄養素の収吸・代謝の機構と生理的役割がスムーズに理解できるよう配置している。また、栄養状態の判定方法、エネルギー代謝、栄養素の分子生物学的役割などを学習することにより、栄養素が生体で利用される過程を理解し、栄養と健康とのかかわりについての理解力が自然に養われるよう構成した。
目次
1章 栄養
2章 栄養と食生活
3章 栄養と疾病
4章 栄養素の構造と機能
5章 栄養素の消化と吸収
6章 栄養素の代謝
7章 水・電解質の代謝
8章 エネルギー代謝
9章 遺伝子発現と栄養
著者等紹介
坂井堅太郎[サカイケンタロウ]
1958年福岡県生まれ。1985年長崎大学大学院水産学研究科修了。広島女学院大学生活科学部助教授。博士(栄養学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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