出版社内容情報
生物学研究に欠かすことのできないモデル生物.生物学のエキスパートが「研究」という視点で語る,生き物たちの物語.
内容説明
モデル生物はどうやって選ばれたのか?科学者にブレークスルーをもたらした生物とは?ゲノム科学はモデル生物をどう変えていくのだろう?モデル生物たちの過去・現在・未来がわかる。
目次
研究をささえる生き物たち
霊長類がわかる
マウスがわかる
カエルがわかる
小型魚類がわかる
ホヤがわかる
ハエがわかる
線虫がわかる
モデル植物がわかる
単細胞植物がわかる
細胞性粘菌がわかる
酵母がわかる
大腸菌・枯草菌がわかる
シアノバクテリアがわかる
著者等紹介
吉川寛[ヨシカワヒロシ]
1933年神戸市に生まれる。1961年東京大学化学系大学院博士課程修了。現在、大阪大学・奈良先端科学技術大学院大学名誉教授、JT生命誌研究館顧問。専門:分子生物学。理学博士。現在のおもな研究テーマ:チョウの食草選択と種分化の分子生物学
堀寛[ホリヒロシ]
1945年広島県に生まれる。1976年広島大学大学院医学研究科博士課程修了。現在、名古屋大学遺伝子実験施設客員教授。専門:分子進化学。医学博士、理学博士。現在のおもな研究テーマ:チョウの擬態の分子機構(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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