内容説明
本書の意図は、環境問題の全体像を踏まえた上で、なおかつ、身近なところで起こっている問題を具体的なデータで示しつつ、ポイントを明らかにすることにある。言うまでもなく、環境問題は自然科学、社会科学の諸分野にまたがっている。これらを網羅し総合的に扱うことは不可能と知りながら、「両者をできる限り取り込もうとする著者らの息吹を感じとっていただきたい」という欲張った発想のもとに本書は執筆されている。
目次
1章 人間と環境
2章 地球規模の環境問題
3章 国内の環境問題
4章 環境中における汚染物質の運命
5章 環境汚染物質の生体への影響
6章 環境保全
著者等紹介
川合真一郎[カワイシンイチロウ]
1943年京都府生まれ。1966年京都大学農学部水産学科卒業。現在、神戸女学院大学教授(人間科学部)。専攻は環境科学。農学博士
山本義和[ヤマモトヨシカズ]
1945年山形県生まれ。1968年京都大学農学部水産学科卒業。現在、神戸女学院大学教授(人間科学部)。専攻は環境科学。農学博士
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