研究開発物語 創造は天才だけのものか―模倣は創造への第一歩

高松 秀機【著】

化学同人（1992/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 216p／高さ 19X14cm
• 商品コード 9784759802245
• NDC分類 504
• Cコード C1040

内容説明

失敗があったり，まねがあったり，偶然があったり…。創造ってこんなにも人間臭いのだ。

目次

１部　医薬品開発と創造の物語（医化学の黎明；魔法の弾丸；医薬品サルファ剤の誕生；抗生物質の発見；抗ウイルス剤の発見；制がん剤の開発）
２部　高分子開発と創造の物語（プラスチックの誕生；シュタウディンガーの孤独な闘い；ポリエチレンの誕生；ビニル誘導体の急展開；化学工業を一変させた驚異の触媒；合成ゴムにかけた夢；ナイロンの開発にかけた夢；テトロンの開発）
３部　創造の神話と実像（成功への条件；創造における原始の姿；模倣は創造への第１歩；創造は誰にでもできる）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[つみれ]

30年前の本か。模倣から始めよう。基礎研究や暗記は重視するなというのには同意できないが。いやあ稼げる大学とか言ってる現代日本に絶望するな。

2021/08/27