出版社内容情報
《内容》 膨大な生化学的蓄積の中から，基本的かつ重要な事柄のみ要領よく説明，また基礎的な事象と生理的・臨床的現象との係わり合いを明確に述べてある点がきわだった特色． ライフサイエンスを志向する広い学部・学科の教養課程の教科書で，とくに医療技術者や看護婦，食物学や栄養学を学ぶ人びとには最適．図表や反応式を駆使して，生体成分の化学から最新の分子生物学にいたるまで，わかりやすく解説． 《目次》 【主要目次】 1.細胞の構造 2.水，酸，塩基，緩衝液の化学 3.アミノ酸とタンパク質 4.機能タンパク質：ヘモグロビンとコラーゲン 5.酵素I：総論（作用／分類／他） 6.酵素II：酵素活性に影響を及ぼす諸因子 7.炭水化物 8.生体エネルギー論と炭水化物代謝の序論 9.炭水化物の代謝：解糖 10.炭水化物代謝のその他の局面 11.トリカルボン酸回路 12.電子伝達と酸化的リン酸化 13.脂質と生体膜 14.脂質の代謝 15.アミノ酸の代謝 16.核酸 17.遺伝情報の保存と伝達 18.タンパク質の合成：遺伝情報の発現 19.ホルモンとホルモン作用 20.栄養学 〈付録〉光合成／数学の復習／体液の臨床化学値／問題の解答
