内容説明
揺れ動く2020東京大会―。それでも見たい未来のために。五輪屈指の名言を生んだアナウンサー、初の著書。取材現場の裏話や名ゼリフ、実況秘話とともにオリンピックへの熱い思いを綴ったエッセイ!
目次
まえがき―一年後、東京に栄光の橋を架けよう
第1部 私のオリンピック見聞録(オリンピック中継を夢見て;オリンピック実況秘話;私が出会ったアスリートたち;志高く心深く「失敗の哲学」)
第2部 東京に栄光の橋を架けるために(2020東京オリンピックへの失望と期待;日本スポーツ界の今;オリンピック後の日本スポーツ界;志村正順、涙の遺言)
あとがき―オリンピックは未来のためにある
著者等紹介
刈屋富士雄[カリヤフジオ]
1960年、静岡県御殿場市生まれ。1983年NHK入局。スポーツアナウンサーとして、大相撲、陸上、体操、バレー、競馬、フィギュアスケートなどを中心に28競技の実況を担当。オリンピックは、バルセロナ、アトランタ、長野、シドニー、ソルトレークシティー、アテネ、トリノ、バンクーバーの8つの大会を現地から実況中継、熱戦を伝えた。特にアテネオリンピック体操男子団体決勝で28年ぶりに体操ニッポンが王座を奪還する瞬間の実況「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ」はオリンピック放送史に残るコメントと高く評価されている。またトリノオリンピックでは、荒川選手がフィギュアスケート女子シングルでアジア史上初の金メダルの瞬間を「トリノのオリンピックの女神は、荒川静香にキスをしました」と実況。アテネ、トリノと夏冬2大会連続で日本選手金メダル獲得のシーンを伝えた。2020年4月にNHKを定年退職。東京・立川市にある立飛ホールディングスとスポーツプロデューサー契約を結び、幅広くスポーツのレガシーづくりに取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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