内容説明
形容詞「きれい」の否定形「きれいでない」が、外国人にかかると「きれくない」となる。なぜだ！？「好きくない」を真似しただけではないのか？答えは外国人向けに開発された日本語文法にあった。元タイ・バンコクの日本語教師が書いた日本語と日本文化の本。
目次
きれくない
熟年離婚の懸念
色はにほへど
音の忍法
すみません
甘えぬ構造
疑問を疑う
世間を嘗めたらあかん
芭蕉も納得
象形表意文字
仮名の素性
日本語で教える
時間よ止まれ
聞くと彼方
負い目の清算
お天道様はお見通し
ぞうさん
歌垣の記憶
敬語
著者等紹介
彦野坂一［ヒコノサカイチ］
１９４９年生まれ。埼玉県川越市在住。慶應義塾大学文学部卒業、東洋史専攻。自動車関連企業に勤務したのち、１９９７年にタイのバンコクへ渡り、王立チットラダー学園ならびにモンクット王創設トンブリー工科大学で日本語の教鞭をとる。帰国後、勤務のかたわら執筆を試みる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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