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トランプ熱狂、アメリカの「反知性主義」

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759314939
  • NDC分類 314.895
  • Cコード C0095

内容説明

日本メディアが伝えない「トランプ現象」の真実!米国大衆は「強いアメリカ」を求めている!日本の安全保障の行方は!米中ソ、次の世界の青写真を描くのは誰だ!現地からの緊急レポート!今、読むべき本!

目次

プロローグ 「反グローバリズム」の嵐、ついにアメリカへ
第1章 大衆が求める「強くてわかりやすい」指導者
第2章 トランプに翻弄される共和党候補者たち
第3章 メディアは結果を予測できない
第4章 理性も知性も及ばない歴代大統領選
第5章 アメリカの対中強硬論と中国共産党の限界
第6章 膨張する中国と焦燥する米国
第7章 場当たり外交で凋落した「アメリカ帝国」
第8章 世界に変革を及ぼす青写真は誰が作るのか
エピローグ 日米で尽力すべきは「中国の封じ込め」

著者等紹介

宮崎正弘[ミヤザキマサヒロ]
1946年金沢市生まれ、早大英文科中退。「日本学生新聞」編集長。貿易会社(東京エクスプレス)経営を経て『もうひとつの資源戦争』(講談社)で論壇に。中国問題をはじめ、世界情勢の深部に斬り込み分析するレポートに定評がある。ニクソン、フォード元両大統領やトランプ氏など世界の要人とのインタビューも多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きとぽん

6
結局、国民に学がないと民主主義は成立しない。なんとなくで選ばれる国家の代表者。個人としての利益あるなしで制作を値踏みする国民達。耳に痛いです。アメリカ崩壊の日は近い?…日本も踏ん張りどころです。2016/05/13

もくもく

3
読了、なんだか「トランプ大統領」の可能性も十分にあるように思えてきました…。米国内に渦巻くいろいろな問題…富の偏在、地域格差、劣悪な社会保障、そして多民族・移民国家故の社会参加への様々な競争や障壁、外国からの視点ではなかなか理解できない米国大衆の不満を、トランプ氏が上手にすくい上げて支持を集めている様子がうかがえました。これまでの米国政治を導いてきたエスタブリッシュメントへの反発を、「反知性主義」と捉えるのもなるほどです。英国が国民投票でEU離脱を決めた今、もう何が起ってもおかしくないのかしら?(T_T)2016/11/02

hdo obata

3
反知性主義とは、反「権威」と理解した。今まで相手にされてなかった"Poor White”層が主張し始めたと言うことか? Establishmentに対する反感、保守だけではなく、New York Times ,Washington Post に代表されるリベラルに対しても明確にNO!と言い出した。さあ日本はどうする?安全保障はアメリカに丸投げを続けるわけにはいかない。困難な自立の道を歩んでいかなければならない・・・と言うことになろうか?2016/06/15

ハッピーフィールド

0
本書は昨年4月、まだ大統領選真っ只中で執筆されている。そして、早くもトランプ大統領誕生を予測する論調になっていて先見性に富んでいる。著者によれば、トランプ現象を生んだのは反グローバリズム、反知性主義(民衆のエスタブリッシュメントへの怒り)への共鳴、トランプ=強い指導者のイメージ戦略、所得格差への不満の利用など。トランプの放言はマーケティングに基づく手法が用いられている、との指摘に納得。後半は大統領選、トランプ現象からやや離れたテーマに移り、焦点がぼけてしまったように感じた。2017/02/06

入江・ろばーと

0
今回の大統領選がレーガンが当選した時と似ているという指摘。「強いアメリカ」を復活させようとしているところ、先代が「無能」扱いされているところなどなど。トランプが当選した今、どうなっていくのか……2016/11/19

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