老いの世も目線を変えれば面白い

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759314922
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

気がつけばもう、老いの入り口!がんばりすぎず、あきらめず、ほどよく生きる。超高齢社会を高齢で迎えるこれからの人へ。

目次

第1章 「好奇心」が頭と心を刺激する
第2章 「視点を変える」と面白くなる
第3章 「依存しない距離」を考える
第4章 「ここちよい時」を求めて
第5章 「心」と「体」と「命」のつながり
第6章 「人生のゴール」を今から見つめておく

著者等紹介

吉永みち子[ヨシナガミチコ]
1950年埼玉県生まれ。東京外国語大学卒業後、競馬専門紙「勝馬」の記者を経て作家に。吉永正人騎手と結婚し、『気がつけば騎手の女房』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。執筆活動の他、テレビコメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひかりパパ

9
今年は父の7回忌の法要を3月に行った。この5年のうちに母、妹の亭主、妹の義母、家内の姉の亭主と身近な者が相次いで亡くなった。急に「死」が近づいてきた。そして体調不調も重なり「終わり」を意識せざるを得ない。「終活」という言葉は余り好きになれないが人生のゴールを考える必要はある。暗くなりがちな老いを程よく生きることが理想。吉永さんはあんまり頑張り過ぎず、あきらめず、角度を変えて考えることを勧めている。歳をとることは悪いことばかりではないと思いたい。2016/10/04

ばちゃ

8
父を見ていると、病院で施設でご老人たちを見ていると、最近正直けっこう歳を重ねることが怖くなってきている。テレビで紹介されるような元気一杯のご年配の方は一握りだという現実にも気がついてしまった。でも、まあ闇雲に怖いと思うこともないとこの本を読むと思える。きちんと自分と向き合って、自分がどう生きて死にたいのかをきちんと考えることができれば、そう怖いことでもないのかもと思えた。それだけで収穫。私は父に彼自身の老後というものにきちんと向き合わせなかったのかもしれない。それが1番親不孝だったのかもしれないと思う。2016/11/26

Humbaba

7
未知というのは恐怖を倍加させる。だからこそ、自分が何に対して不安を抱いているのかを客観視することが大切である。その対象がわかれば、実際に不安を感じるほどの問題なのか、それとも大したことのない問題なのかが評価できる。また、不安を感じるような問題だとすればどうすれば解決するかも見えてくるだろう。2016/08/18

Humbaba

2
結果的には同じであったとしても、どのようにして依頼をされるかによって受け手側の気持ちは大きく変わる。だからこそ自分の発言によって相手がどう受け取るかをよく考えた上で発言することが大切になる。自分がそう感じるのだから相手も同じように感じると認識した上で行動できれば、互いに気持ちよく暮らしていける。2017/12/08

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