保守の原点―「保守」が日本を救う

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784759314090
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

内容説明

天皇、憲法、自衛、主権、歴史教育…きちんと語られることのなかった日本の保守の本質を初めて明かす!教科書が絶対に教えない日本の保守論。

目次

序章 真の保守はどこへ行った?
第1章 日本の保守は何を守るのか?―保守の役割
第2章 保守再生のチャンス―保守台頭と反日の衰退
第3章 公のために死ねる人たち―西郷さんに学ぶ「保守の原点」
第4章 保守はどう変わってきたか?―保守とコンサバと新保守
第5章 保守は明治憲法にどうかかわったのか?―「万世一系」と「しらす」の概念
第6章 日本国憲法の正しい考え方―憲法廃止か、改憲か
第7章 なぜ日本は衰退したのか?―保守の油断と反日派の戦略
第8章 何が保守の邪魔をしているのか?―ナショナリズムVSグローバリズム
第9章 グローバリズムに苦しめられる日本―経済と自主権
第10章 今、保守は何をすべきか?―教育を取り戻す

著者等紹介

宮崎正弘[ミヤザキマサヒロ]
評論家、作家。昭和21(1946)年、石川県金沢生まれ。早稲田大学中退。「日本学生新聞」編集長、雑誌『浪曼』企画室長を経て、貿易会社を経営。昭和57(1982)年、『もうひとつの資源戦争』(講談社)で論壇デビュー。国際政治、経済などをテーマに独自の取材で情報を解析する評論を展開

小川榮太郎[オガワエイタロウ]
文藝評論家。創誠天志塾塾長。昭和42(1967)年生まれ。大阪大学文学部卒業。埼玉大学大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

軍縮地球市民shinshin

5
保守系の評論家二人の対談。やはり「保守主義」というと、歴史の知識は必携だと感じる。エドマンド・バークらの西洋の保守思想の研究が日本ではほとんど行われていないが、戦後は宣長などの日本の保守思想たる分野の研究も、小林秀雄などの例外を除くと、みな批判的である。子安だの神野志などはみな左派である。ここら辺のまともな本は戦前までさかのぼらないとないというのはお寒い限りだ。2015/04/30

乱読家 護る会支持!

4
現在の日本の保守派は4分類。真正保守、体制保守、生活保守、過激保守。後ろ3つは真の保守ではない。古事記、朱子学、陽明学、孫氏。松下村塾、三島由紀夫、小林秀雄。日本人の源流、西郷隆盛「敬天愛人」。「支配」ではなく「しらす(治める)」の日本の精神。。。まあ、ごちゃごちゃと書いてますが、保守の原点とは「公の為になら、いつでも自分の命を投げ出す覚悟で生きる」事に尽きると思います。我々は、地球、自然、国、共同体、家族に支えられて生きている訳で、いざという時に自分の命を差し出すのは、当たり前の事のように思います。2015/06/21

飯田 正就

1
本書150頁に『参議院は要らない(笑)。衆議院は今の半分で十分です。』などと意味不明なことが書かれている。 参議院は確かに要らないが、一院制など愚の骨頂。貴族院的な非公選の上院を復活させて、大衆政治を抑制すべきだ。立候補経験者が言ってはならないことかも知れないが、大衆政治や民主主義は必ず暴走する。故に抑制されて然るべき。2016/06/04

wiwi

0
2回目読了。1年前に読んだときより、関心が文学・思想に向かっていることもあり、違う角度から読めた気がする。明治憲法制定過程における言葉の検討についてより調べてみたいと思った。2017/09/02

入江・ろばーと

0
自分の「浅はかさ」を思い知らされる。話題が様々に飛ぶにも関わらず散漫な印象がないのはしっかり一本筋が通っているからか。また扱われている内容の割に「重さ」を感じないのは対談だからか。とにもかくにも久々に読んでよかったと心から思えた本。2016/08/14

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